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朝6時前に起床。
御前崎や富士山を海の上から見たかった。
しかし、靄が掛かっているためにあまり見えない。
一応、富士山の陰だけは確認できたので、写真に撮ってみた。
分かりますか?
船とは、本当に良い乗り物だ。
過去にバイクで走ったルートや尋ねた場所をルートの地形も遠望で楽しめる。
何時かは、この太平洋航路か日本海航路ででノンビリと北海道に向かいたいな。
伊良湖岬と神島の海峡部分にさしかかる。
外部甲板で神島を見ていると、「あの島は何ですか?」と尋ねてきた方が居たので、少し説明をした。上陸したこと無いから、「伊勢湾フェリー」で聞いた内容とほぼ同じ説明しかできない。
感謝されても、少し恥ずかしい。
朝飯を頂こうとレストランへ
朝飯と伊良湖岬の写真を撮ってみた。
もうすぐ伊良湖港から伊勢湾フェリーの出航時間だ。
急いで飯喰っても間に合わない。
伊良湖出航の写真は、しっかりと撮った。
このフェリー後続のガス輸送船や自動車運搬船を、面舵・取舵で避けねばいかんでしょう。大変ですね。3ヶ月前に伊勢湾フェリーにのりましたが、あの回頭は素晴らしいと思いましたよ。まるで、本で読んだ駆逐艦の回避行動…。
伊勢湾の海峡部分を越えた後、荷物を纏めて下船準備を終えて、下船時間を待っている人をたくさん見た。下船時間になったら、すぐ放送してもらえるのに…。
だって、フェリーって接岸の時間と人導橋設置が一緒な訳がないしな。
下船案内の放送が入ったので、車両甲板に駐めてあるバイクに向かう。
昨日、バイクの鍵の件でお世話になった船員さんが居たので、お礼を言ってから車両甲板に降りた。
バイクに戻ると荷物を取り付けて、バイクを拘束している紐を車両甲板の作業員の方に外してもらうのを待つ。車両甲板は蒸し風呂のように暑い。暇だからランプウェイの開く写真も撮った。
バイクに戻ったら拘束してある紐は外されていた。
エンジン始動。しかしアイドリングが安定しないので、下船後駐車場で暖気を続ける。
下船していくトラック、自衛隊車両、何故か北九州の幼稚園バス、一般乗用車。
何が出てくるか分からないびっくり箱の様で面白かった。
暖気完了!さあ、帰ろうか。
伊勢湾岸道を名港中央IC~湾岸長島ICまで走り、鹿児島の方が祀られている治水神社に行く。
参拝してから、社務所に祭神へ供えるための福島県のお酒を持っていった。
無事に復興して欲しいと思ったから持って行った。
宮司さんと再びお話ししたかったが、居ないようだったので残念。
高速道路を走って帰ろうかと思ったが、暑さのあまりからだが参っていたので、一般道を走ることにした。
しかし、夏の日差しは厳しい。路面からの照り返しもきつい。蒸し焼きになるんじゃ無かろうかと思い、鈴鹿ICから東名阪・名阪国道を走った。
何とか帰り着き、ビールを開けると生き返った気分になった。
それからPCに向かい、写真の整理をする。
南相馬市で泊まった宿で撮ったポスター(相馬野馬追)をよく見ると…。
おお、「丸に十の字」薩摩島津の家紋があるじゃないか。福島県って会津があるから、薩摩が憎いのかと思ってました。
また南相馬市で手伝いたく思いました。
福島県の方々。絶対に風評なんかで負けないで下さい。
自分は、休みの都合がついたら手伝いや遊びに行きますよ。
あさ、4時50分起床。
前日に朝食券を買っていたので、朝食時刻6時30分までノンビリとTVのニュースを見ながら、荷物を纏める。ある程度の荷物は、ゆうパックで送付済み。
6時半前に外に煙草を吸いに行く。部屋の中で吸うよりも旨い。
フロント係の方が声を掛けてきたが、「朝飯がまだですから、チェックアウトはまだですよ。」と返事をする。
さあ、朝飯を頂こうと思ったが、ポケットに入れてあった朝食券がない。
落としたんだろうなぁ…。
多分、自分の行動を見ている神様が、「朝飯喰ってたら、大雨来るぞ!」と教えてくれている気がした。
纏めた荷物を抱えて、チェックアウト。
バイクに装備を乗せ、雨具を装備後に煙草を一服。
駐車場の水溜まりに朝食券を発見。この土地の味噌汁を飲みたかったのだが、本当に残念です。
国道6号線を北上。
観光なら、あそこに美味しい豆腐の土産があるのに…。と思いながらも、そこは通過。
以前、佐世保の土産を一口囓って捨てる奴がいた、持って行ってもまた文句を言うのだろうなぁ。
そのときは「お前は土産を買うセンスがないな~。」
今回は「内部被曝させる気か!」ってな~。
どこまで、マスコミに操られているんだよ。この国の国民とうちの職場の人間は…。
だから、今回は職場への土産は無し。
相馬市付近から、雨に降られる。
さすがに熱いので、カッパのズボン裾を少し上げて、わざと濡らす。
これで少し涼しくなった。
降雨中の高速道路は怖いので、一般国道を走る。
湿潤時、あの路面の起伏は、本当に怖いです。
国道6号線から国道4号線に変わり、仙台市内に入ると渋滞が酷い。名取川を越えてから高速道路を走ることにしました。
長町インターから仙台南部道路を走り、仙台東部道路に進入し、仙台港北インターで降りた。一般レーンだけが混んでいた。証明書の確認作業が忙しいのでしょうね。自分はETCなので、一般レーンに向かう車両の隙間を狙ってETCレーンを通過しました。
ガソリンを給油。その後にコンビニで弁当を購入。
仙台港をバイクで散策。津波の被害は本当に酷い。
仙台フェリーターミナルに到着。
苫小牧からのフェリーが到着するところ
何故か眼が熱くなってきて、眼の汗も出てくる。
2階でコンビニの弁当を開けたが、自分が箸を付けるまでに蠅が3匹来襲。
来襲した蠅を箸や手で追い払いながら飯を食う姿は、滑稽だったかも…。
食後、土産物を見る。
特に今は欲しい物は無し。次に来たときは是非買おうというのもあったが…。
乗船手続きを終えて、バイクに戻り車検証入れをバイクに戻してから、フェリー乗り場付近の写真を撮る。
津波で曲がった金網には、引き裂かれた衣類やサンダル等の流出物がある。印刷機の部品も落ちていた。公園の跡地では重機が、休むことなく働いていた。
また眼が熱くなってきた。
乗船時間はまだかなぁ…。此処にいるだけで自分の心に投げかけてくる遺留物が見えて敵わん。
見る方向をフェリーの方に向けると自衛隊員がいた。
いろいろな活動を写真入りの本で見ていたので、拍手を送りたかった。
自分は、阪神淡路大震災以来、自衛隊のファンです。
自分達の様な一般人には、絶対に出来ないような専門的な震災復旧任務を終えて帰るのだろうな。お疲れ様でした。
いよいよ乗船、これで帰るのか…。到着日や活動日と今朝の大雨が嘘のように思える。なんと濃厚な日々を送ったのだろうか…。
明後日から普通の生活に戻るのか…。別の意味で、寂しい気分になってきた。
部屋(S寝台)に荷物を置いて、北海道ビールを買って外部甲板に出る。
「潮風が気持ちいい」、「潮風のビール旨ぇ~」って、他のフェリーでは思うのだが、復興の為に働いている方々や津波の被害に遭った場所など見ていると、ビールを飲んでも酔えない。更に自分の見た被災地の風景で、尚更です。
東北の復活の様子も見ることが出来て良かった。
やがて出航し、震災の生々しさが残る場所を確認していたが、飛来するカモメにお菓子を与える子供が居たので、とりあえずコンパクト(?)デジカメでカモメの写真で腕試しをしてみる。
昨年の島原~熊本のフェリーでは失敗しました…。
穏やかな海を眺めていると、漂流物発見。
どこかの学校の野球部が使っているグラウンドをならす機材かと思った。…
が、建築物の一部じゃないか。しかもカモメが止まっている。
今回やたら心が痛む旅だなあ。何本ビールを飲んでも酔えないし。
時間を計って外部デッキに出ると、霞の中に太平洋フェリーの「きそ」が見えた。
多分、志のある方々が乗船して居るのだろう。
「がんばれよ~。」
って、大声を出して言いたかったが、声が届くわけもないし恥ずかしいだけだから、心の中で叫んだ。
後は、ビール片手に船内を散策し、レストランの晩飯(バイキング)を食べて、ビールを飲んでから寝た。
多分、この日のビールの量は自分の20代の頃より多かったと思う。
7月27日はこんな所に行ってました。
南相馬市の某センター
自分よりも志が高く、素晴らしい人たちに会うことが出来ました。
お世話になった宿
いろいろな会社の技術者がたくさん居た。ボランティア活動が1日しかできない自分にとっては何となく場違いかな?とも感じた。
K総理大臣様。
自分は東北に行ってから、TVであなたのお顔を見る度に腹が立ってきます。是非、現在の被災地に行き、詳しく現状を見て欲しいと思います。
どれだけの老若男女の無名戦士達が、現状と戦っているのかを本当に知ってもらいたい。と思います。
それとも、この災害で疲弊したこの国を近隣C国やK国に売り渡したいのですか?
自分は嫌だね。 近隣C国やK国の人間に媚びを売ったり、隷属するのは。
仙台港下船後、高速道路と国道6号線を走り継ぎ、南相馬市に着きました。
仙台港付近の道路は、信号が壊れていて警察官が交差点で交通整理をしていた。
国道6号線を走っていると畑に漁船がゴロゴロしていた。
南相馬市の宿に到着後、原ノ町駅に行くと改札口は閉ざされ、ホームには列車が2編成止まっていた。
国道6号線を南下すると、通行止で警察官が警戒していた。
町をよく見ると休業している店が多かった。しかも大手企業の店舗が…。
新聞やテレビで見聞きした印象と違う。本当の意味での復興までまだまだだと思った。
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しかし、特亜には絶対に行きたくないですね。